ジョン・ラセター、“日本の親友”宮崎駿監督の復帰を歓迎「すごく興奮」 



『カーズ/クロスロード』ワールドプレミアに登場したジョン・ラセター氏 (C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
オリコン

 ディズニー/ピクサーの「カーズ」シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)のワールドプレミアが現地時間10日、米・ロサンゼルスのアナハイム・コンベンション・センターで開催された。

シリーズ生みの親であり、製作総指揮を務めたジョン・ラセター氏は、“日本の親友”であり、先日「引退撤回」をしたスタジオジブリの宮崎駿監督へ向けてメッセージを送り、「ミヤザキさんは新しい映画を今作っていて、私はそのことにすごく興奮しているよ」と、復帰を歓迎。同作の主人公マックィーンを絡めて「ミヤザキさんにはまだ伝えたい話がいっぱいあるんだって。マックィーンのように彼も走り続けるだろうね!」とエールを送った。

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 同作では、今まで華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”が、新たなハイテク世代の台頭と、大クラッシュという自身のレース人生を揺るがす挫折により、“人生の岐路=クロスロード”に立ち、運命の決断を迫られる。

 会場には、ラセター氏から監督を引き継いだブライアン・フィー氏、プロデューサーを務めたケヴィン・レハー氏、主人公マックィーンの声優を続投するオーウェン・ウィルソンらが登場した。

 フィー監督は「何歳でも、どんな人にとっても変わらないことだけれど、人生で何が起ころうとも、あなたの人生で最もすばらしい瞬間は、過去にではなく、あなたの進む先にきっとあるということだ」と、マックィーンの“最後の決断”へと期待が高まるコメントを披露した。

 1作目でドック・ハドンソン役を担当し、2008年に死去した名優ポール・ニューマンさんの声が復活することが明かされ、ウィルソンは「僕にとって、『カーズ』シリーズでとてもエキサイティングだったのは、第1作目でポール・ニューマン(ドック・ハドンソン役)と出会い、彼と仕事をしたと言えることだった。だから同作で彼がカムバックするというアイデアや、声が入っているというのはとてもスペシャルだったね」と、心温まるエピソードを語った。



(出典 news.nicovideo.jp)