浴衣姿の平井堅、4年ぶり野外の「Ken's Bar」でファンと花火楽しむ 



平井堅(撮影:古渓一道)
音楽ナタリー

平井堅が7月7、8日の2日間にわたり、山梨・河口湖ステラシアターにて2部構成のライブ「Ken's Bar 2017」を開催した。

【大きな画像をもっと見る】


「Ken's Bar」は平井が七夕の恒例行事として行っているアコースティック形式のコンセプトライブ。

野外での「Ken's Bar」は2013年の沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場公演以来4年ぶり、河口湖ステラシアターでは2009年7月7日以来8年ぶりの開催となった。


ステージ背後に富士山を望む河口湖ステラシアターは笹や竹で装飾された七夕仕様に。そこへ浴衣姿で登場した平井は、ウッドベースの音色をバックに「およげ!たいやきくん」のカバーでライブをスタートさせる。


続いて「LIFE is...」をしっとりと歌い上げ「今日は七夕ということで、私、歌う彦麻呂が彦星としてこの七夕に負けないぐらいロマンティックな夜にしようと、これからどんどん暮れていい感じになっていくと思うんですけど、最後までよろしく! 河口湖Boys & Girls!!」と挨拶。


その後彼は「僕も大好きな3人組の歌です」と前置きし、Perfume「ナチュラルに恋して」をアコースティックギターのサウンドをバックに歌唱した。


最近の平井のライブではおなじみとなったリクエストコーナーも設けられ、初日では「キャッチボール」と「バイマイメロディー」、2日目では「style」と「美しい人」が披露された。



「TABOO」「even if」「思いがかさなるその前に…」とオリジナル曲3曲を歌ったところで1st STAGEは終了。

2nd STAGEは西野カナ「君が好き」、ジャスティン・ビーバー「Love Yourself」とカバーナンバーの連続で幕を開けた。

「魔法って言っていいかな?」ではステージ後方で花火が打ち上がるという夏ならではの演出も。平井からのサプライズプレゼントにファンは大喜びの様子だった。


平井は観客と共に花火を堪能したあと「片方ずつのイヤフォン」「キミはともだち」「ソレデモシタイ」を熱唱。

その後彼はファンへの感謝の気持ちを述べ、「音楽の勉強もしたいですし、本を読んだり、映画を観たり、自分の素養を伸ばしていくことも大事。


ただそれと同じくらい一生懸命悩んで、一生懸命遊んで、一生懸命人と向き合って、一生懸命自分と向き合って、そういう日々の積み重ねがこれからの平井堅の顔を作り、声を作り、歌手としての一番大事な部分を作っていくと思いますので、一生懸命生きていきます」と今後の自分について語った。


アンコールに平井は黒のスーツに身を包み、花束を持って登場。最新シングル「ノンフィクション」でライブを締めくくり、笑顔で何度も手を振りながらステージを下りた。

なお平井は7月12日にベストアルバム「Ken Hirai Singles Best Collection 歌バカ2」をリリースする。



(出典 news.nicovideo.jp)