コンビニ弁当万引きの石原真理子、「大人気女優」からの転落人生



「Thinkstock」より
Business Journal

 女優・石原真理子が東京・墨田区内のコンビニエンスストアで弁当とペットボトルのお茶を万引きした疑いで、警視庁が任意で捜査されていると7月26日のフジテレビ系『みんなのニュース』で報道された。石原は容疑を認めているという。

 1980年、映画デビュー作となった『翔んだカップル』で頭角を現し、83年の『ふぞろいの林檎たち』(TBS系)で女優としての地位を決定的にした石原。その後もNHK・大河ドラマ『徳川家康』や実写版映画『めぞん一刻』などに出演し、80年代を代表する女優として活躍。プライベートでも玉置浩二と浮き名を流すなどワイドショーを騒がせ、突飛な言動から「プッツン女優」という異名をとったほど。


そして、過去の男性遍歴を綴った『ふぞろいな秘密』を2006年に出版、さらに07年にはそれを原作とし、石原本人が映画初監督を務めて同名の映画が公開されたが、その後は主だった芸能活動はしていなかった。

 女優として一世を風靡した石原は、コンビニで弁当を万引きしなければならないほど、生活に困窮していたのだろうか?

「事務所に所属しているわけでもないですし、芸能活動をしなければ貯蓄にも限界はあるでしょう。女優という職業の悲しい性も垣間見えました。いくら過去にヒット作を持っていても、将来のお金につながらない。映画やドラマのDVDが発売されても、よほど大売れしない限りは演じ手に入る金額は微々たるものです。契約にもよりますが、権利は基本的に当時の所属事務所にある。石原と同じくプッツン女優の異名を取った藤谷美和子も、芸能界引退状態が続いていますが、彼女の場合は『愛が生まれた日』というミリオンヒットの曲を持っていますからね。今でも相応の印税が入っているはず。石原も数枚レコードを出していますが、印税で生活できるほどのヒット作はありません」(週刊誌記者)

 歌手と女優では、同じくらいの知名度であっても、将来の収入に大きな差がつくようだ。

「ただ石原の場合、過去にヘアヌード写真集を出しているので、その作品や写真を使いたいという週刊誌などのメディアもあるでしょう。交渉によっては数十万円は取れるはずですよ。それをきっかけに、もう1度メディアに出ていくチャンスをつくることだって本来は可能なはず。でも、今の石原は仮に連絡を取れても、ちゃんと交渉できるような状態にあるとは思えません。自ら活躍の場を狭めてしまっています」(同)

 石原はオフィシャルブログを持っているが、その内容は共感を得られるものとは言い難い。

「石原ほどの知名度があれば、運営会社にもよりますが、ブログやYouTubeで月数十万〜数百万円は稼ぐことは可能です。ところが石原はブログをひんぱんに更新していますが、人が毎日チェックしたいと思うような内容ではないため、そういった収入も見込めないでしょう。彼女にそのようなアドバイスをする人間が周りにはいないのかもしれませんね」(同)

 80年代の石原真理子はたしかに輝いていた。その輝きを取り戻す日が来ることを信じたい。 
(文=編集部)



(出典 news.nicovideo.jp)