バイきんぐ・小峠&三四郎・小宮に続く「新ドッキリタレント」誕生!? 堀田茜の意外なポテンシャル 



オスカー公式サイトより
日刊サイゾー

 昭和の時代に放送されていた『元祖どっきりカメラ』(日本テレビ系)では毎回のように林家ペーが出演し、都合よくダマされる姿がおなじみであった。

『スターどっきりマル秘報告』(フジテレビ系)では大川栄策がお色気系のドッキリにいつも引っかかり、だらしなく鼻の下を伸ばす醜態をさらしていた。

現在では、バイきんぐの小峠英二や三四郎の小宮浩信がドッキリ企画の常連といっていいだろう。

 このようなメンツに、また新たな芸能人が加わろうとしている。「CanCam」(小学館)専属モデルで、最近はバラエティでも活躍中の堀田茜だ。


■毎回ダマされるのに、いつも期待を裏切らない

 とにかく彼女、ダマされまくっている。例えば、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)には何度も出演済みだ。

1度目はタクシー内で自分にしか見えない幽霊に話しかけられ「何もできないから、ごめんなさい!」とパニック状態に陥りながら、好きな食べ物を聞かれるや涙声で「納豆巻き……」と答えるくだりが好評を博した。

 2度目には、偽インタビューで某スタジオに呼ばれた堀田。そこに迷子の少年が出現したのだが、この少年はどうやら不思議な力を持っているよう。

彼が泣きだすと部屋の電気が点滅し、パンが浮遊し、鏡が割れてしまうのだ。

堀田はビビリながらも涙声で「何か持ってるのかな? 貞子じゃん」とのんきなことを言いだし、泣きやませるために全力で変顔をするなど、モデルらしからぬ姿を披露している。

 3度目は、ロケで泊まった旅館で怪奇現象が起こり、霊におびえるあまり仏壇の鈴を鳴らしながら部屋を歩き回るなど、期待を裏切らない反応を見せた堀田。

 こんな彼女のリアクションのよさは、局の垣根を超える。

8月5日放送『芸能人が本気で考えた!ドッキリさせちゃうぞGP』(フジテレビ系)からも、お呼びがかかったのだ。

この番組では、エレベーターの扉が開いたらすぐそこで『巨人の星』の星一徹が食事をしており、いきなりちゃぶ台を引っくり返されるというメチャクチャな設定のドッキリに引っかかっている。もちろん、堀田は絶好調。

宙を舞う食器を前に「キャーッ!」と目を見開いて絶叫するナイスリアクションを見せた。

 そして、8月29日放送『有吉弘行のダレトク!?』(同)でも引っかかる堀田。今回は弁護士の本村健太郎と遊園地のロケへ行くも、実は本村がカツラだったという設定だ。

ジェットコースターで本村のカツラがズレる瞬間を目撃した堀田が、秘密を周囲に漏らさずにいられるか検証する企画なのだが、堀田はその秘密を見事に死守。

 そんな堀田の対応に感謝し、「ありがとうございました!」と頭を下げるも、その勢いでやはりズレる本村のカツラ。

困惑する堀田にスタッフがネタばらしすると、「震えが止まらない(笑)」と、安堵の表情を見せた。


■“モグラ女子”とは違う道を模索し、林家ペーらの伝統を受け継ぐ

 いまやドッキリ企画に欠かせない存在となった堀田だが、世間の反響は上々。

「好感度アップ!」「守ってあげたくなる」「リアクション女王の誕生か」と、彼女の意外な一面を絶賛するコメントがネット上では相次いでいる。

 昨今、モデルとグラビアアイドルを兼務する“モグラ女子”が話題だが、その方向性を指向せず、ドッキリ番組で知名度を上げる戦略は新しい。

8月5日に更新したインスタグラムで、堀田は「最近心臓がいくつあっても足りないよ」とこぼしているが、きっとこれからも彼女は絶叫し続けるのだろう。

 林家ペー、大川栄策、バイきんぐ・小峠、三四郎・小宮らに連なる系譜を受け継ぐ芸能人がモデル界から現れるとは予想外だった。
(文=寺西ジャジューカ)



(出典 news.nicovideo.jp)