日テレ『ヒルナンデス!』水卜麻美アナ卒業で懸念される”視聴者離れ” 



Photo by Khánh Hmoong(写真はイメージです)
デイリーニュースオンライン

『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の放送開始から6年間アシスタントを担当してきた水卜麻美アナウンサー(30)が、9月いっぱいで卒業となる。

これを受け、10月からは梅澤廉アナウンサー(24)と滝菜月アナウンサー(24)がアシスタントをつとめることになる。

 現在、梅澤は『ZIP!』『Going! Sports&News』を、滝は『Oha!4 NEWS LIVE』『ズームイン!!サタデー』を担当している。

これまで番組の看板アナウンサーとして番組を盛りげてきた水卜だが、その看板を今度は二人で引き継ぐこととなった。

 二人体制となったことで、番組の雰囲気も大きく変わるのではないかと言われているが、関係者によると、この二人体制には様々な理由があるようだ。

「まず物理的な問題で、滝が現在朝の番組を担当しているため、週5で帯番組を担当させることは難しいという点です。


また『ヒルナンデス!』はロケもあるため、現状の勤務体系では無理でしょう。そのため『oha!4』を、卒業させる可能性が高いのではないでしょうか。

そしてもう一つは、水卜の存在の大きさです。

日替わりのレギュラー達をまとめきれていたのは、水卜だったからこそできたという声も多い。

梅澤・滝どちらかを据え置くことはリスキーだと判断したのでしょう」(芸能関係者)

 フレッシュな顔ぶれとなる新任アシスタントたちだが、番組ではどのような活躍を見せていくか注目が集まりそうだ。

とはいえ、今回の水卜の卒業で懸念されているのは、『ヒルナンデス!』の視聴者離れである。

■早くも囁かれる“ミトちゃんロス”

 ネット上では今回の発表について、「ミトちゃん出ないんだったらもう見ないかな」「ちょっと新しい二人はパッとしない感じだな」「今後の『ヒルナンデス』が不安になってくる」といった声が上がっており、“水卜ロス”に嘆くネットユーザーたちが続出している。

「水卜は『ヒルナンデス!』の視聴者の多くを占めていた主婦層から好感度が高かった。親しみやすいキャラクターや、レギュラーのタレントたちとの絶妙な距離感が、視聴者としても見やすかったのでしょう。

そのポジションを滝や梅澤が担えるのか心配する声は少なくない」(前出・芸能関係者)

 水卜はこの番組を通して、女子アナウンサーとしての知名度と人気を集めてきたと言っても過言ではない。新任の二人がそんな水卜の後に続けるかどうかは未知数だ。

知名度においても、入社2年目の二人は決して高いとは言えない存在だ。

「滝は人当たりも良く、アナウンス力も高いためスタッフ受けがいいのです。

『ヒルナンデス!』も以前番組ロケにも参加しており、日テレとしても可能性を感じたのではないでしょうか。

また梅澤は身長181センチある長身のイケメンです。

日本テレビではかつては羽鳥慎一(46)、桝太一(35)といった男性看板アナも輩出しています。その次なるポストとして、期待されているのかもしれません」(芸能記者)

 二人が視聴者のハートをがっちり掴むことで、今後の番組の人気も左右されることになりそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。

大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。


(出典 news.nicovideo.jp)