女優の松居一代（６０）が４日、東京・霞が関の東京家庭裁判所で、夫で俳優の船越英一郎（５７）との第１回離婚調停に出席した。

　この日、昼過ぎに東京・世田谷区内の自宅を出発。ガレージに止まった値段数千万円とみられる赤いベントレー、白のフィアットの横を通り過ぎて徒歩で最寄り駅へ。
３００円の交通費で裁判所にたどり着いた。

　霞ケ関駅から家裁までの約１００メートルは報道陣約３０人に囲まれて歩き、大名行列状態。「今の心境は？」「船越さんに一言」などの質問を笑顔でスルー。
「ご苦労さまです」と言い残して家裁へ入った。

　約１時間半後、この日の話し合いを終えると報道陣の待ち構える出口に再び１人で登場し、笑顔でスタスタ。
約３０人に囲まれ「今日は１人ですか？」と聞かれた時だけ「もちろんそうです」と答え、それ以外の質問は一切無視。
「何も言えないんですか？」と問われると「ご苦労さまです」と報道陣をねぎらった。

　この日の調停は非公開。関係者によると船越側は代理人の弁護士が出席した。
一方の松居は以前のブログで代理人について「アジアＮｏ．１の法律事務所　ラジャータン法律事務所の　Ｎｏ．１女性弁護士ですよ」
と言及しているが、この日はいなかったとみられる。

　松居は帰りも地下鉄を利用。駅員に確認した上で乗り換えを間違えるという不慣れな点も見せながらも、渋谷駅で無事に下車し路線バスへ。
自宅近くの停留所で降りると、またもや報道陣約２０人との“大名行列”が発生。自宅までの約３００メートル、黒山のようになって移動した。
この時も「何か一言」「離婚はどうなりそうか」など、さまざまな問いかけを笑顔で黙殺。
一言、「ご苦労さまです」と報道陣をねぎらった。

　船越は調停が行われている時間帯に、ＭＣを務めるＮＨＫ「ごごナマ」に生出演したが、離婚問題には触れなかった。
船越の所属事務所は「（調停の）内容についてはプライバシーに関することなので控えさせていただきます」とコメント。
代理人を立てているため、船越自身が調停に出席する予定はないという。

　◆松居＆船越の騒動経過

　▼７月５日　船越が松居に対して離婚調停を申し立てていることが６日発売の「週刊文春」で明らかに。
松居は動画サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」に動画を連続で公開し船越のダブル不倫などを主張。

　▼６日　松居がブログとツイッターで「全面戦争、始まりますよ。バイアグラ男どこからでもかかってこい」と宣言。

　▼１３日　松居が動画で、２０１０年に作家で脚本家の女性が船越に宛てたとする手紙を公開。

　▼２４日　船越の所属事務所が、松居に業務妨害や名誉毀損行為の差し止めを求める仮処分申立書を東京地裁に提出。船越自身も同様の法的措置を取った。

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2017年9月5日 7時5分 スポーツ報知


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