芦田愛菜のような子どもを育てたい?子役の名事務所が明かした”知育力”
いまや当代きっての才媛才女と言っても過言ではないのが女優の芦田愛菜(13)。子役でブレイクし、今春には名門私立中学に入学。
バラエティ番組では、趣味の読書で培った博識ぶりと勘の鋭い受け答えをみせて驚嘆の的に。「うちの子も芦田愛菜のように」と願う保護者も数多くいよう。
そうした保護者の願望にこたえる道しるべ的な書籍が9月下旬に刊行された。タイトルは『わが子のやる気の育て方』(マガジンハウス刊)。
芦田が所属する芸能事務所・ジョビィキッズが上梓した。
著作の中で幼少期の芦田はレッスン場を飛び回ったりと、現在とは真逆のおてんばな面が目立っていたことを明かしている。
そのうえで、「落ち着きがない子は人一倍好奇心が旺盛な証拠」と短所を好意的に解釈する重要さを説く。
そして、
「欠点を愛することこそ、子供の可能性を伸ばすことにつながるのだと思います」
と逆転の発想を大人側が持つことを促している。
「ジョビィキッズは幼児教室として発足した経緯があり、しつけやあいさつにも厳しい。
その分、共演する大人の俳優やスタッフからの評価も高く、需要が高まっています」(テレビ局社員)
『わが子のやる気の育て方』の中では、子供の感受性を養うためにもってこいの文芸作品や映画も紹介されていた。
推奨の文芸作品は、英国の古典作品の『レ・ミゼラブル』。映画は、知的障害をテーマとした『I am SAM』。まったく違う境遇にある人物のストーリーに触れることで、他者への理解や思いやりの心が芽生えるのだという。これらを芦田たちは見て育っていったのだという。
芦田を育てた事務所の指南書を読み進めながら、我が子が芦田のように稼げる姿を妄想するのも、読書の秋には一興かもしれない。
文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。(出典 news.nicovideo.jp)
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